先日、東京・町田市で、「チャットによるいじめ」によって、小学生の尊い命が失われるという悲しいことが起きました。
本校では、この重大な事件ととらえ、「チャットいじめ」を取り上げた自作教材「そのコメント大丈夫?」を開発し、4~6年生で道徳の授業を行い、子供たちに考えさせました。 この教材の内容は、
「主人公は、小学校5年生のさくら。初めて家にタブレットを持ち帰ることになり、先生からドリルアプリや、オンライン会議アプリ、チャット機能などを教えてもらった。チャットに試しにコメントしてみると、「バカwwうざい」という書き込みがあった。これを見たさくらは・・」
授業では、さくらの気持ちになって考えていきました。最後にニュースについても触れました。子供たちの考えを一部紹介します。
「かるい気持ちでやったとしても、一人の命を言葉のナイフで殺してしまった。とってもゆるせない。自殺してしまった子は、苦しかったのだろうな。何回も泣いたんだろうな。(中略)私は、知らないうちに人を傷つけているかもと思いました。なので、これからは相手のことを考えていきたい」(6年生児童)
学校でも、「
いじめを絶対許さない」という気持ちで教職員一丸となり、指導してまいります。御家庭においても、「いじめ」について話題にしていただければと思います。